……おと〜さん……
おと〜さん……
おと〜さん…………
……おと〜さん。
『ぬくもり』
〜アルルゥ〜
おと〜さん、かえってきた。
ムックルが、おしえてくれた。
……においがするって。
カミュち〜と、さがした。
…村の中、さがした。
お姉ちゃんが、いた。
お姉ちゃん、泣いてた…。
涙いっぱいこぼして、……抱きついてた。
……おと〜さん……
おと〜さんだ……
「…………っ!!」
おと……さんだぁ……!!
「……っ…っ…!…!!」
それから、あんまりおぼえてない。
抱きついたら、おどろいてた。
おと〜さん、あったかかった。
ちらって横見たら、こわかった。
……エルンガーが、いた。
おと〜さん……おと〜さん……
ずっと、ずっと、いっしょ……
あったかい…いいにおい…
おと〜さん……………
……………………
……………………
「…んぅ…………」
ころん。
「ん……ん…ふぁ」
もぞもぞ……
「………おと…さん…?」
むくっ……
……………………
きょろ…きょろ…
……………………
きょと…ん
「おと〜さん……?」
いない……?
おと…さん…いない…
「おと〜さん?」
……ゆめ?
……また……
…………ゆめ…?
おと〜さん…………
……おと……さ……
「っ…うぅ…ぐじゅっ…うっぅぅ……」
…やだ…やだぁ………
……やだぁっっ!!
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!」
がたっ…どたどたどた…
「うっっうっ…わぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」
どたどたどたっ!
「ひぐっ…うぐっ…わあぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」
「ア、アルルゥっっ!!どうしたのっっ!!」
「あああああああああぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」
「ア、アルルゥ?」
どたどたどたどたっ!!
「アルルゥっっ!!どうしたっ!!」
「ハクオロさん!」
「ひっっっぅぅ…お…と…さん…?」
「…アルルゥ…?」
おと〜さん……
おと〜さん……!
…………おと〜さんっっ!!
ばっっ!!
だきっっっ!!
「おと〜さんっっ!!おと〜さんっっ!!おと〜さんっっ!!おと〜さんっっ!!」
「……アルルゥ……」
「いっちゃやだっ!!いっちゃやだぁっっ!!」
……………………
さわっ……
なで……なで……
「ああ……もう行かない。
どこにも…行くものか…」
「っ…ぃぐっ…ずっと……ずっと…」
「…ああ……ずっと…一緒だ。ずっと…」
「……っすん…ぐじゅっ…おと〜さぁん…」
「アルルゥ……ごめんな……」
おと〜さん…あったかい…………
……………………
……………………
おと〜さん……
おと〜さん……
おと〜さん、大好き……
……だいすき。
「…………」
「…………」
「♪〜〜♪〜〜」
「な、アルルゥ。ちょっとだけ、離してくれないか?」
「ヤダ」
「え、っと、アルルゥ…」
「ヤダ」
「…………」
「……なんですか?ハクオロさん……」
「いや……姉妹だな〜っと…」
「…………うぅっ」
「♪〜〜♪〜〜」
「…………エルンガー、じゃま」
「…………(ぷちんっ)ア〜〜〜ル〜〜〜ル〜〜〜っっっっ!!」
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