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セッカのトゥスクル滞在記


「大丈夫ですか?セッカ殿」
 心配そうにトウカが
「いや、ここで大丈夫といっても説得力はなかろう。まあ、痛み止めのおかげで動けることは動けるが、仕事の方は当分無理そうだな」
 そう言って、セッカが、右手首の包帯を軽く撫でる。痛みは殆どない。と言っても、それは痛み止めの御蔭である。
「しばらくはここに逗留なさるおつもりか?」
「軽い仕事ならと思うのだが、エルルゥ殿が怒るのでな。完治するまではここにいさせてもらうよ」
「そうですか」
 そう言たトウカの視線の先にいたのはアルルゥだった。扉の所からジッとトウカを見ていた。その後ろにはカミュがいる。トウカの視線が気になり、セッカが振り向いた。
「ん?」
 ビクッ!!目が光り、アルルゥは慌てて隠れる。その様子に、セッカが驚いた。
「な、なんだ?」
「いや、その〜」
 どう説明しようかカミュが困った様にトウカを見る。
「いや、言いにくい事なら席を外すがな」
「あ、そう言う事じゃないんだ。うん」
 そうカミュが慌てていう。
「今日トウカ姉様が久しぶりの休みだから一緒に遊ぼうと思って来たんだけど……」
 視線の先にはセッカがいた。
「なるほど。わしが邪魔なわけだな」
「そ、そうじゃないよ。アルちゃん恥かしがりやだから、初対面の人だと誰でもこうなっちゃうんだ」
 ちらちらと、セッカの方を見るアルルゥ。興味はあるみたいだ。
「某の時はそんな事無かったが。確か、初めて牢屋に来た時、蜂蜜入りのスープを少し上げたが」
「あ、きっとそれだよ。アルちゃんと仲良くなるには蜂蜜が必要不可欠だから」
「そ、そうなのか」
「うん」
 そう、カミュは断言した。実際、カミュもアルルゥと友達になる時に蜂蜜を使っている。妙に説得力があった。
「ふむ」
 そう言うと、荷物を手繰り寄せ、中を調べる。そして、目当ての物を見つけると、取り出した。それは、何の変哲もない箱だった。
「それは?」
 と、トウカが尋ねる。
 セッカは答えず、中を開けた。そこには、琥珀色に包まれた果物がたくさん入っていた。それを見て、アルルゥの目が光る。欲しがっているが、セッカを警戒して中々手を出せないでいた。
「カリンカだ。前に、トウカ殿にもチキナロ殿経由で渡したと思うが」
「いや、何故持っているのかと」
「土産だ。すぐに渡せるような状況でなかったので忘れていた。まあ、日持ちする物だから食べても大丈夫だろう」
 そう言って、セッカが一つ頬張る。
「大丈夫?」
 カミュが心配そうに尋ねる。
「ふむ。痛んでいないし大丈夫そうだ。食べられるか?」
 そう言って、箱をカミュの方に差し出す。すると。
 目を光らせたアルルゥが箱を奪い去っていった。その早さに、セッカは目を丸くする。そんな事をお構いなしにアルルゥはカリンカを頬張る。口の中に蜂蜜の甘味が広がる。そして、カリンカをかんだ瞬間、柑橘系の酸っぱさが口に広がるが、それを蜂蜜の甘さが消し、程よい味の競演を生み出していた。
「……ん。おいしい」
「まあ、今回のはわざと少し酸味の強い物を使ったと言っていたが。それが、蜂蜜でうまく味を引き立てていたようだな」
 そう、味の感想を述べた。
「本当?」
 そうカミュが聞く。アルルゥは『ん』とだけいうと、カミュに箱を差し出した。その箱から、一つつまむ。
「……ん〜〜〜〜。おいしい」
「では、某も」
 興味を持ったトウカが箱に手を伸ばす。アルルゥは素直に箱を差しだした。
「うん。以前よりも美味しい。果物が少し違うだけであじがここまで変わるとは」
「気に入ってもらえて何よりだ。作り手のレイテイ殿も喜ぶ」
 そう言って、セッカが少しだけ笑う。そのセッカの目の前に箱が差し出される。アルルゥが、少し恥かしそうに、そして不安そうに見ている。
「ん?ああ、ありがとう」
 そう言って、アルルゥの頭をセッカは撫でる。気持ちよさそうにアルルゥは微笑んだ。


「誰だ?」
 左手を刀にかざし、セッカが問う。夜も更け、こんな時間に尋ねてくる人間はあまりいない。大抵は、襲撃者だ。
「あいかわらず、反応早いわね〜。セッちゃん」
 その声に、左手に添えていた手を手を離す。
「カスミ殿か。……なぜ、チキナロ殿の格好で」
「ん?ああ、まあ諸事情でね。それより、怪我の具合は?」
 そう言って、手首を見る。添え木で固定され、包帯を巻いている様子が目に映る。
「申し訳ないが、まだまだだ。手首を砕かれ、その上、背中にも傷があるのでな。安静にしていろと薬師から忠告されている。まあ、普通に過ごす分は問題ないが、コーハではそうもいかんのでな」
「あ〜、たしかに、背中に荷を背負えないのは痛いね」
 そう言って、チキナロの姿をしたカスミは苦笑いを浮べる。
「すまない。忙しい時に」
「あ、いや。まあ、その程度で済んでよかったよ。コーハの戦いって生きるか死ぬかが多いからね。生きていればそれでいいさ。怪我は、ゆっくり治してさ」
 そう言って、チキナロの姿をしたカスミは笑った。
「お久しぶりです、はい。ハクオロ皇もご機嫌麗しく」
「ん?前に来た時は次は10日ばかり後になると言っていなかったか?」
 チキナロの突然の来訪に、ハクオロはかなり驚いていた。
「いえいえ。こちらでセッカ様が逗留なさるとお聞きしたものですから」
 そう言って、背中の荷物から様々な草花を取り出した。
「あ、あれは。うわ〜。こんな貴重な草まで」
 ハクオロの横でその草花を見てエルルゥが目を輝かせている。尻尾も、ぶんぶん振っている。
「こちらを献上しようと参ったわけです。はい」
「い、頂いていいんですか?これだけでも結構な値段じゃあ」
 心配そうにエルルゥが尋ねる。
「セッカ様を泊めて戴く僅かばかりのお礼だと、上から言われておりますです、はい」
 そう、チキナロは言った。




 数日後……。
 一本の木。その前にセッカは立っていた。そして、一枚の葉が舞い落ちる。
「ふ!」
 気を吐き、添えていた右手で刀を抜き放つ。舞い落ちていた葉を二つに切り裂き鞘に戻す。それは、まさにトウカと同レベルの抜刀術だった。
「すっご〜〜い」
「おお〜〜〜」
 二つの声が聞こえる。セッカはその方向を見た。そこには、アルルゥとカミュの姿があった。
「いや、恥ずかしい。まだ、不慣れなものでな」
 そう言って右手をさする。
「大丈夫?」
 心配そうにアルルゥが見つめる。その問いに、セッカは笑顔で答えた。
「ああ、チキナロ殿(と言う事にしておこう)が持ってきてくれた薬草をエルルゥ殿が巧く調合してくれた御蔭で、すっかりな。背中の傷も、もう、痛みはない」
「そうなんだ」
 カミュの言葉にセッカは頷いた。
「とは言え、実戦じゃないから勝手がどうも狂う……」
「そう言うものなの?」
「まあ、一番いいのは手ごろな獲物を狩るのがいいのだろうな。例えば、蜂とか」
「蜂?」
 カミュが問う。そして、もう一つ、アルルゥの目が輝いた。
「ああ。あれくらいなら、何とかなりそうだ」
「蜂蜜取り!」
 そう、唐突にアルルゥが言った。
「蜂蜜取りに行く、セッちゃん練習になる」
「ふむ」
 そう言うと、セッカが考え込んだ。
「確かに、そうだな。木の葉を斬るよりはいい」
「でも、そう簡単に蜂の巣は見つからないよ」
「いや、それなら、ちょうどいい場所を知っている」
 そう言って、セッカは口元に笑みを浮かべた。


「おお〜」
 トゥスクル領内の森の中。そこは言ってみれば、アルルゥにとって天国だった。言うなれば、はちみつ天国。
 カミュの術で、蜂に気付かれない様にしているものの、気付かれれば、体中蜂たちに刺されると思われるほど、周囲は蜂にあふれていた。こんな状態では、煙で燻して取るといったいつもの戦法は通用しない。
「こ、こんなにいっぱい」
「まあ、ここは、蜂たちにとっては特別な場所。ここには紅皇蜂の巣があるからな」
 そう言って、奥を見る。所々、蜂達が巡回している場所がある。その奥に大きな蜂の巣らしきものが見えていた。
「紅皇蜂?」
 アルルゥが聞いてくる。その言葉に、真顔でセッカは答えた。
「蜂たちの皇。紅皇蜂の生息する場所には、自然と他の蜂たちも集まると言う。皇を守るためにな」
「へ〜。そうなんだ」
「ほぉ〜」
 二人に、見つめられ、照れた様にセッカが頬をかく。
「まあ、そう言う事だ。ここは、蜂たちにとって皇宮。それゆえに、なかなかの猛者がいる。そういう蜂の巣ほど美味いはちみつが取れるものだ」
「ん!はちみつ取る。難しい。難しいほど美味しい」
「そう言う事だ。ということで、あそこに行くがいいか?」
 そう言ってアルルゥが示した先には、セッカが小さく見える。
「か、カミュは遠慮したいかな〜。なんて」
 その言葉に、セッカが優しく微笑んだ。分かっていると言いた気な笑みだ。
「そうだな。二人はここで待っているといい。今から、行って来る」
「行こ」
 そう言って、アルルゥがカミュを促す。
「え”行くってまさか」
「あっち」
 そう言って指差した方向はセッカが行った方向だ。
「い、行かなきゃだめ?」
「行こ!」
 上目でアルルゥに見つめられ、カミュは……………………。
 根負けした。


 それは、完全な穏行だった。確かに、カミュの術の恩恵もある。が、それでも、カミュ達と離れているため術が少しづつ効果が薄れつつある。そんな中で、蜂に刺されず、歩いているのは完全に気配を消しているためだ。
(そろそろか)
 そう思い、鼻と口を布でおさえ、口には若干の空気穴を作っておく。
「さて」
 そう呟くと同時に、気配を全て解放した。同時に湧き上がる周囲に対する張り詰めるほど、緊迫した殺意。
 動物の本能に直接うったえるほど、強烈な殺意に周囲の蜂達も迫れない。そんな中、数匹の蜂が、迫っていた。
 赤い蜂。先ほどまでの蜂達と違い、体長が3倍近く、大きい。
「来たか」
 そう呟くと、右手を刀に向けた。

「うわ〜。すご〜い」
 そう言って、カミュは目の前の光景に見入っていた。木漏れ日からさす光をうけ、輝く、セッカの刀。それが、鮮やかに舞っていた。しかも、適度にいためるだけで殺していない。
「ムックル?」
 同じく光景に見入っていたアルルゥだが、様子が変わった。ムックルが、低く、警戒するように唸っている。
 それと同時にセッカが呟いた。
「来たか」
 黙認する事無く呟く。そして静かに、待っていた。女王の光臨を。
「なななななな、なに?あれ?」
 そう言ってカミュが指差した先にいる物。先ほどまでセッカが相手にしていた蜂のさらに3倍つまり、通常の蜂の9倍はあった。さらに、頭の上に、普通のとちがい角がある。
「女王蜂のお出ましか。いざ……」
 気合を溜める。
「参る!!」
 そう言って、女王蜂と、セッカの戦いが始まった。

「はぇ〜〜」
「おお〜」
 それは、すごい勝負だった。無数の針を飛ばす女王蜂、それを迎撃するセッカ。金属質の高い音を出して、針は弾かれる。
 緊迫する試合。一瞬でも気を抜けない。手に、汗がにじみ出てくる。
「う〜ん。ちょっと、熱いね」
「ん」
 熱気がカミュ達にも伝染する。緊迫した空気のせいで、背中にも汗がびっしょりだった。
(うう〜。熱いよ〜。熱い?熱いなら)
「脱ごうか」
「ん!脱ぐと涼しい」
 そう言って、二人は服を脱ぎ始めた。


勝負の方も架橋に入って来た。幾度となく毒針を噴射させる女王蜂、それを的確に弾くセッカ。セッカには余裕があるのに対し、蜂の方は、次第に高度をとるのが難しくなりつつあった。
「ふっ!」
 力なく、峰打ち。軽く叩いただけだが、それだけで、女王は地に落ちた。まあ、体力が落ちたところに、軽い一撃で気絶した。ただ、それだけなのだが。
「さって」
 そう言って、振り返ったセッカだが、その目を皿のように丸くして驚いた。
「な、何をしているのだ?」
「あ、セッちゃんも、熱いなら脱いだ方がいいよ〜」
「脱ぐ〜」
 ……と、その答えに気が付いた。
「なるほどな」
 その結論が多分正しいと確証。セッカは懐から、二つの丸い玉を取り出した。それは草をすりつぶし、干上げた草団子だった。
 それらを指で弾き、二人の口の中に飛び込ませる。
「「!!%”%#”&%#”&”」」
 声にならない悲鳴をあげる二人。なんとか、それを飲み込むと、息を切らしながら、セッカに言った。
「うう。ひどいよ〜。いきなり変な物を飲ませて」
「うう〜〜」
 アルルゥに至っては、恨めしそうな目で見ている。
「まあ、そう見られても仕方ないのだが、そろそろ自身を見たほうがいいと思うがな」
 そう言って、セッカは向きを変えた。
「へ……。ああ〜〜〜」
 ようやく、二人は自分たちが、今どんな格好をしているか気が付いた。


「つまり、あの蜂の蜜には強力な幻覚作用があるんだね」
「そう。だから、取りに行く時はこうして匂いを嗅がないような対策をしなければならない。という事だ。まあ、言わなかったわしも悪かったがな」
 そんな事を話していると、ようやく目的地にたどり着いた。
「おお〜。でっかい」
 アルルゥが単純に感想を述べた。通常の蜂の巣よりもいくらも大きい蜂の巣。入り口に関して言えば、手だって入りそうな大きさだ。
「うわ〜」
「まあ、これが紅皇蜂の巣だ。この中に……」
 そう言って、手を突っ込む。そしてごそごそさせると手を取り出した。
「はちみつが詰まっている」
 そう言って、セッカははちみつを取り出し、みせた。
「おお〜〜。はちみつはちみつ、きゃっほう!!」
 そう言って、まるで、小躍りしそうな勢いのアルルゥにそっと差し出した。
「少し舐めてみるといい」
「え”でも、大丈夫なの?」
 カミュがセッカの提案に驚く。が、手の中でうにょうにょと動く物体。いや、蜂の子を見せ言う。
「蜂の子と共に食せばな。蜂の子には、幻覚作用を打ち消す成分があるらしい」
「へ〜」
 セッカの言葉を待たずにアルルゥが蜂の子ごと頬張る。いつも食べている普通の蜂蜜と違い。凝縮された甘味が口の中に拡散していく。
「ぉおお〜」
 頬を抑え、アルルゥが歓喜の声を上げた。カミュもアルルゥの後に倣って食す。
「ふんん〜〜〜」
 一口、頬張る。それだけで、この蜂の味がどれほどの物か理解した。口の中で広がる味がカミュ自身を幸せにしていくのが感じられる。
 さらに飲み込む。それでも、その後味だけで、しばらくその幸せの余韻を感じられるほどだ。
 カミュも、アルルゥも我先にと蜂の子を食べる。伊達に戦場と称されるトゥスクルの食卓を潜り抜けていない。
 その結果。セッカの手の中にあった全ての蜂の子がなくなっていた。
「あ!全部、食べちゃった。ごめんね。セッちゃん」
 カミュが申し訳なさそうに言う。アルルゥのほうも、悪い事をしたみたいにセッカを見る。その二人に、セッカは笑みで返した。
「別に構わんよ。わしの事は気にするな」
「でも……。あ、そうだ。蜂の巣ごともって帰れば」
 その言葉に、セッカが真顔になる。
「それは。確かに魅力的な答えだが、辞めておこう」
「え、どうして?」
 不思議そうな顔でアルルゥも見る。
「本当なら、ここは蜂達の場所だ」
 そう、切り出した。
「どの生物にだって、生きる場所というのがある。森に生きるモノは森の中に。海に生きるモノは海にとな。本当なら、こやつらはここで平穏に暮らしていた。それを荒らしたのはわしたちだ。それは分かるな?」
「う、うん」
 二人とも、神妙な面持ちでセッカの言葉に同意した。
「まあ、普通の蜂ならば別に問題は無いが、こやつ等は蜂の中の皇。数もあまり無い。そのため、とりすぎると、この種族は滅びる。わしらが、こやつらを滅ぼす事はできないだろう?」
「……うん。そうだね」
 そう言ってカミュは顔を上げた。
「ね、アルちゃん」
「ん。分かった」
 その言葉を聞き、セッカは嬉しそうに笑った。


「い、も、もう少し優しく薬を塗って、ほしいものだが」
「何言っているんですか。まだ完治していないのに」
 エルルゥが文句を言いながらセッカに薬を塗る。
「怪我の方は問題ないですけど、今度は蜂にさされたりして」
「め、面目な〜〜〜〜〜〜」
「はい。これでお終いです」
 そう言って、包帯を巻き始めた。
「う、うう。わざと、痛がるように治療してないか?」
「気のせいです」
 そう言いながら薬を片付けはじめる。
「でも、まだ無茶しちゃ駄目ですよ?骨は治ったといっても完治はまだしてないですから」
「分かっているつもりだ。今日は比較的軽い運動のつもりだ」
「それなら、いいですけど」
 そう言われセッカは治療してもらった腕を軽く、握り、そして開く。痛みは激痛だった以前に比べれば軽い。
「本当に感謝しているよ」
 手を見ながら、セッカはエルルゥに聞こえるように呟いた。
「い、いいんですよ、もう。今日はアルルゥも遊んでもらった事ですし」
「ふふふ」
 そう言って、可笑しそうに笑う。が、すぐに真顔にもどった。
「あのくらいの年頃は、からだが疲れるまで遊んだ方がいいからな」
「ええ」
 そう、エルルゥも同意する。
「わしが、あの子等位の時は遊ぶ事が出来なかった」
 そう言って、目を細める。羨望、遠い過去の自分からの、かなわぬ願いで見つめる眼差しで。
「せめて、あの子らは思いっきり楽しんで欲しい。例え、この平和が、つかの間でしかなくても」
 その言葉が、やけに静かになった部屋に響いていた……。



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