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不定期っぽくなってきた夢幻夢想こと、むぅちんとげんちゃんです。
(腰の調子が落ち着かないからな…幻夢です。)
さて、安定した人気を誇る(不人気の間違いだろう…)「パロられるもの」の第17段です。
「花咲かじいさん」と「さるかに合戦」どちらと言いましたが、
ご覧の通り、今回は「さるかに合戦」に決まりました。
と、いうわけで、今回の講釈は「日本昔話」からで、「さるかに合戦」のパロディ、
「さるかに合戦られるもの」をお届けします。
では、どうぞ。
パロられるもの17 さるかに合戦られるもの
さるかに合戦られるもの
配役
さる1 … カルラ
さる2 … ハウエンクア
親がに … ハクオロ&真ウィツァルネミテア
子がに1 … エルルゥ
子がに2 … ユズハ
子がに3 … カミュ
子がに4 … トウカ
ハチ … アルルゥ
クリ … ガチャタラ
ウス … ムックル
牛のフン … インカラ&ササンテ&ヌワンギ
エキストラ … その他の方々
ナレーション … サクヤ
さるかに合戦られるもの-1-
むかしむかし、あるところに、さる1とかにがいました。
さる1は女性としてのふくよかさはあるものの、余分な肉のない、しなやかな身体をし、
首に大きな輪っかを着け、如意金箍棒を持っていました。
かには全身真っ白で、両手は巨大なハサミを持った異形の姿で、
戦闘30(最終戦) うたわれるもの で見ることの出来るあの姿をしていました。
ですが、その精神は人を惹きつけて止まない、ハクオロのままです。
なので、最終戦の後のみんなへの言葉のようにカタカナまじりのセリフではありません。
『カルラ…いくらなんでも、その格好のまま出なくても…。』
「それは確かにそうですわね。ですけど、あるじ様。
最近、『西遊記られるもの』の話が進まないので、この格好をする機会がありませんの。
私も、この孫悟空の服装は気に入ってますし、たまには着たいのですわ。」
『ま、まあ、カルラが気に入っているなら別に構わないが…。
それにしても、いつになったら再開するんだろうな。』
「当分無理だと思いますわ。作者、椎間板ヘルニアですから。」
そういうわけで、『西遊記られるもの』の話の続きは気長にお待ち下さい。
ある日、さる1とかにが2人で山へ遊びに行くと、
その途中で耳に山のようにピアスをつけた○○ガイのさる2と会いました。
「やあ、奇遇だねぇ〜。僕も山へ行こうとしていたんだよぉ〜。
この偶然に感謝しながら一緒に行こうじゃないかぁ〜。」
妖しさ大爆発の口調でさる2がさる1とかにに話し掛けてきます。
「どうしますの?あるじ様。」
『妖し過ぎるが、まあ、一緒に行くくらいなら問題は…恐らくない…といいなあ…。』
不安を抱えながらさる1とかには、さる2を加えて山へ一緒に行くことにしました。
ちなみに先頭はかに、次いでさる2、しんがりはさる1の順番で並んでいました。
さる1が最後なのは、もちろん、さる2が何かしたら素早く対応できる様にです。
後ろを見せないという点でもポイントは高いです。
「呉越同舟という感じだの…。」
本当にそうですね、クーヤ様…。
程よい(?)緊張感を感じながら、3人は山の頂上に着きました。
『ふう。やっと着いたな。…歩いて登って山の頂上から見る景色は、また格別だな。』
「そうだねぇ〜。
こうして山から見下ろしていると、自分が君臨者のような気分になってくるよぉ〜。
ハハハハッ!!見なよ。みんなゴミのように見えるよぉ!!」
『さてと、手近かな所に腰を下ろすとするか。』
いささか不穏当な発言が目立つさる2を、かにはあっさりと無視するのでした。
さるかに合戦られるもの-2-
かには草むらに腰を下ろすと、両手を上に伸ばして伸びをしました。
『う〜ん…。空気が美味いな。やはり、山の頂上の空気は澄んでいていい。
…うん?何だ?これは?』
伸ばしていた手を草むらに下ろすと、手に何かが触りました。
かには一瞬ヘビか何かかと思い、急いで手を引っ込めてその物体を見ました。
見ると、草の中におにぎりが転がっているのを見つけました。
それもきちんと竹の子の皮で包んである、ばっちくないおにぎりです。
『なぜこんなところにおにぎりが…?』
かにがおにぎりを見つけたのを見たさる2は、にやりと笑いながらかにに言いました。
「クキキキッ!それは僕が昨日作ってここに置いてきた毒入りにぎりなんだよぉ〜。
さあ、それを食べて苦しむがいいさ。ヒャハハハハッ!!」
(いいねぇ〜、かにさん。僕は羨ましくて羨ましくて、仕方がないよぉ〜。
でも、それはかにさんが見つけたんだから、食べていいよぉ〜。)
『お前…本音と建前が逆だぞ…。』
「ハッ!し、しまったぁ〜。こうなったら実力行…。」
そこまで言って、さる2は突然黙り込みました。
なぜなら、首筋に冷たいものが当たっているからです。
恐る恐る目だけで後ろの方を見てみると、
如意棒をさる2の首筋に突き付けたさる1の姿がありました。
「そんなことだろうと思いましたわ。さあ、覚悟はよろしくて?」
背筋が冷たくなる程の笑みを浮かべ、さる1は言います。
「ま、待てよぉ!じょ、冗談に決まってるじゃないかぁ〜。本気になんてするなよぉ〜。」
さる2は冷や汗を流しながら必死に言い訳します。
「そうですの?
なら…あるじ様。そのおにぎり、私が見つけたこの柿の種と交換してくれません?
おにぎりは、食べるとすぐになくなってしまいますけど、
柿の種は、植えると毎年おいしい柿をいっぱい食べられますわ。」
『いいぞ。ほら。』
かにはさる1と、おにぎりと柿の種を交換しました。
さる2はおにぎりを交換すると、如意棒を持っていない方の手で包んでいた皮を剥がします。
「さて。このおにぎりに毒が入っていないと言うのなら、食べられますわね?」
「や、やめろ、やめろぉ――――ッ!!!!」
こうして食いしんぼうなさる2は全身紫にして痙攣するほど喜んでおにぎりを食べ、
さる1とかには柿の種を持って帰りました。
「全身紫にして痙攣するほど喜ぶとは。良かったではないか。
このままお花畑から帰って来なければ、なお良いのだが。」
そうですね。そうなったら、あたしも本当に良かったと思いますよ、クーヤ様。
さるかに合戦られるもの-3-
さる1とかには家へ帰ると、
庭のすみにチッソやリン、カリウムなどを撒き、そこに柿の種を蒔きました。
毎日毎日かには柿の種に水をかけたり、こやしをかけたりしていました。
ちなみにさる1はお酒を飲んでいるだけで、ほとんど手伝いはしませんでした。
『早ク芽ヲ出セ柿ノ種。出ナイトはさみデチョン切ルゾ。』
と、かにがウィツァルネミテアの口調で言うと、柿の種はあわてて芽を出しました。
「まあ、ウィツァルネミテアのあのハサミで切られると思うと…のう。」
そうですね、クーヤ様…。
案外、柿が芽を出したのはウィツァルネミテアの力かもしれませんけどね…。
かには出てきた柿の芽を見て、一言言いました。
『オボロ…今回は柿の役か…?』
「ああ…。芽から木になるまで、やるんだ…。」
柿の芽(芽の形の着ぐるみ着用)はどこか遠くを見ながら答えます。
柿の芽は泣きませんでした。ですが、背中が泣いていました。
『ま、まあ、とにかく、だ。
早ク大キナ木ニナレ柿ノ芽。大キナ木ニナラナイトはさみデチョン切ルゾ。』
と、かにが再びウィツァルネミテアの口調で言うと、
柿の芽はあわてて大きな柿の木(の着ぐるみ)になり(着替え)ました。
今度は、
『早ク実ヲツケロ柿ノ木。実ヲツケナイトはさみデチョン切ルゾ。』
と、かにが三度ウィツァルネミテアの口調で言うと、
柿の木は真っ赤に熟した実をつけました。
その実を見て、かには柿の実に言います。
『ドリィ…グラァ…お前達が柿の実の役か…。』
「「ハイ!!さあ、兄者様、僕達の所まで来られたら柿の実をお渡しします。
よろしければ、僕達をお食べ下さっても構いませんよ。兄者様になら、僕達…。」」
頬を赤らめた柿の実(の着ぐるみ着用)が熱っぽい目でかにを見つめます。
『いや、私は本物の柿の実の方がいいのだが…。』
「「そうですか…。」」
『なぜ残念そうな顔をする…。と、ともかく、話が進まないし、登るとするか。』
かには冷や汗を流しながらも柿の木によじ登ろうとしました。
「ち、ちょっと待て、兄者!!その大きさなら登らなくても採れるだろう!?」
確かに、真ウィツァルネミテアのあの巨大さなら、そのまま採れるでしょう。
『いや、そうなのだが、登ろうとしないと話が進まないからな。では、行くぞ。』
「ま、待てッ!!兄者…!!!!」
ズシッ
「ぎゃあ"ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!
お、折れるッ!!折れるッ!!!!あ、兄者、ストップ、ストップッ!!!!!!」
『仕方がないな…。取りあえず、原作通りハサミでもカチカチしているか。』
原作では両手のハサミでカチカチやっても、かには木からずるっと滑り落ちてしまい、
何度やってもうまく登れないのです。
さるかに合戦られるもの-4-
そのうち、さる1がやって来て、美味しそうな柿を見て食べたくなってきました。
「酒菜に良さそうですわね。あ、もちろん、本物の柿の実のことですわよ。
あるじ様、元々その柿の種を拾ったのは私なのですから、私が柿を頂きますわ。」
そう言うと、さる1は素早く木に登って、がつがつ柿を食べました。
「♪酒菜酒菜酒菜〜♪」
さる1が一番赤くて美味しい柿をかってに食べている間に、
木の下に残っていたかにはさる1に頼みます。
『私にも柿をもいでくれないか、カルラ。』
「そうですわね。それじゃあ、柿の実ズ。赤くて美味しそうなのをくれません?」
「「ハイ、どうぞ。」」
「あるじ様。今、差し上げますわ。」
さる1は赤くて美味しそうな柿をかにに放り投げました。
『お、いい感じだ。』
かにが柿の実を受け取るために両手を上げた時です。
『ヒャハハハハッ!!もらったよぉ!!!!』
突然声がし、かにの右方向から青くて硬い柿の実が勢いよく飛んで来ました。
その青くて硬い柿の実は、かにの右脇の甲羅に当たりダメージを与えます。
『クッ!しまった!!』
かにが慌てて声のした方に向こうとしましたが、
それよりも速く、かにの右脇に声の主が接近しました。
それはおにぎりの影響か、
なぜか青紫に変色した、爪のついたアヴ・カムゥに乗った○○ガイのさる2でした。
『遊んでやるよぉ。クキキキキキキキッ!!』
かの有名な、戦闘30(最終戦) うたわれるもの において
ウィツァルネミテアの右脇(向かって左)に1箇所だけ
ウィツァルネミテアの攻撃を受けずにウィツァルネミテアを攻撃できる場所があります。
○○ガイはそこに陣取り、攻撃してきたのです。
『いいかげん壊れなよッ!!』
『ガッ――――カハッ!!』
最後に投げられた青くて硬い柿の実は、かにの右脇の甲羅に当たり、
かにの甲羅はずたずたになってしまいました。
『あーあ。壊れちゃった。つまらないし、帰るとするか。クキキキキッ!!』
さる1が来る前にさる2は素早く退散して(逃げて)行きました。
なお、柿の木はさる1と柿の実ズが上に乗っているために身動き一つ出来ず、
柿の実ズはころころした着ぐるみのおかげで弓が使えませんでした。
さるかに合戦られるもの-5-
「あ、あるじ様!!」
柿の木から急いで飛び降りて来たさる1は、ぼろぼろになったかにに駆寄ります。
見ると、ぼろぼろになったかにの甲羅から、かにの子供達が出てきて、
お母さんのぼろぼろになった姿を見ておいおい泣いていました。
『って、ちょっと待てッ!!何気に私は女装していたのか?』
「些細なことですわ。」
『些細なことなのか!?』
ちなみに、これから今までは『かに』だったのを『親がに』と表記させて頂きます。
さる1と親がにの言葉は無視して、子がに1が甲羅がぼろぼろになった親がにに言います。
「ハ、ハクオロさん!何てひどい…。わたしがすぐに治しますから。」
『すまないな、エルルゥ。』
次いで子がに2が親がにに言います。
「ハクオロさま…。しっかりして下さい…。」
『ありがとう、ユズハ。私は大丈夫だから、心配しなくてもいい。』
続いて子がに3が言います。
「おじ様、死んじゃやだ!」
『いや、カミュ。心配してもらって何だが、こんなになっても私は死ねないし。』
最後に子がに4が親がにに言います。
「聖上。このかたきは、某がきっと!!」
『トウカ、確かに原作では親がには死ぬが、私は死んでないぞ…。』
家に帰って、治療した親がにを寝かしたさる1と子がに達は、
寝ている親がにのまわりに座って看病しながら話し合いました。
「さて、これからどうするかですけど…。」
「もちろん、ハクオロさんをこんなにした○○ガイのさる2をこらしめます!」
「うん。そうだね。カミュもそれがいいと思うよ。おじ様をこんなにしたさる2は許せない!」
「某も依存ありません。」
「でしたら、ユズハは…ハクオロさまの看病をしています…。」
「そうですの?なら、あるじ様のことは頼みましたわ。
あ、そうですわ。ちょっと耳を。」
さる1は子がに2の耳元に口を寄せると、何事かを言います。
「…そうなのですか?わかりました…。では、ハクオロさまの看病はそうします…。」
「よし、これで話は決まりましたわね。
いいですわね、みんな。亡きあるじ様の無念、必ず晴らしますわよ!!」
「「「おーっ!!」」」
『だから死んでないって…。』
親がにの呟きが虚しく響くのでした。
さるかに合戦られるもの-6-
さる2のいるところへ向かう途中、ハチミツ採りをして来たハチが飛んで来ました。
「かにの子どもたち、どうして泣いてる?」
と、ハチは尋ねました。それに子がに1が答えます。
「ハクオロさんがさる2にぼろぼろにされたの。
アルルゥもわたし達と一緒にこらしめに行く?」
「ん。行く。おとーさんの敵…ゆるさない。
ムックル!ガチャタラ!!」
ハチがそう言うと、ウスとクリがやって来ました。
『ヴォルルルルルル…。』
『クルルルッ。』
「乗る!これで行く!」
ハチはウスに乗ると、子がに達とさる1に言います。
「じゃあ、行きましょう!あるじ様の仇討ちですわ!!」
ですから、親がには死んでません。
ともあれ、道中、皆はさる2はいかに悪いやつだということを話し合い、
決意を新たにするのでした。
「まあ、悪いヤツだというのは初めから判っているがの。」
そうですね。なにせ『キング・オブ・きらわれ』ですからね。
ウスに乗ったおかげでさる1、子がに達、ハチ、クリは早くさる2の家に着きました。
丁度さる2が留守にしていたところだったので、皆は仇討ちの準備をしました。
なお、何度も言うようですが、親がには死んでません。
クリは囲炉裏の中に身をかくし、子がに1と子がに4は水おけに入り、
かになのになぜか黒い羽を持っている子がに3とハチは戸口の上に止まりました。
最後に、さる1とウスが屋根に上がりました。
皆は静かにそれぞれの持ち場について、さる2が帰って来るのを待つのでした。
しばらくすると、青紫になったアヴ・カムゥに乗ったさる2が帰って来ました。
見ると、牛のフンが一緒でした。
『さあ、上がっておくれよ。』
「ぷふー。それじゃあ、お邪魔するにゃも。」
「ぶはァ〜!朕は疲れたにゃも。」
「オレ様も疲れたぜ。なあ、伯父貴。ここでちょっくら休もうぜ。」
「それはいいにゃも。朕もそうするにゃも。」
牛のフンは戸口に座りました。
『そこでいいのかい?まあ、勝手だけどね。
しかし、寒いねぇ〜。僕は暖まるとしようか。』
アヴ・カムゥに乗っていて何を言っているのでしょう?
「毒の影響で身体が寒さを感じているだけではないのか?」
さるかに合戦られるもの-7-
ともかく、さる2は家の中に入り、囲炉裏のところに座って背中を暖めようとしました。
その時、サル2の背中に向かってクリが飛び出して来ました。
『キューッ!!』
ピッシャーン
『ギャーッ!!!!』
さる2の背中にクリは雷をおみまいしました。
『あ、熱い、熱いッ!!!』
さる2はうなり声を上げて、火傷をした背中に水をかけるために、水おけに駆けつけました。
さる2が近付いた途端、子がに1と子がに4は水おけから出て来て、
水をかぶろうとしたさる2の体中に、殴る、蹴る、どつくの連発を叩き込みました。
『惨劇』にならない程度の加減がミソです。
『ヒャアアアアアアアッ!!』
さる2は叫び声を上げて外に逃げ出そうとしました。
すると戸口の上にいた子がに3とハチが飛び降りてきて、
夢の合体技、三回転半捻りが入りました。
夢の合体技、三回転半捻りにより、さる2は方向・バランス感覚が狂い、
戸口に不良座りをしていた牛のフンを思いっきり踏みつけました。
「ギャァァァァァァッ!!!(by インカラ)」
「ぷぎッ――――!!(by ササンテ)」
「ぷにゃもッ!?(by ヌワンギ)」
アヴ・カムゥの重量に思いっきり踏まれたわけですから、踏まれた肉がいい感じになり、
さる2は、ずるっとすべって転びました。
「今ですわ!ムックル!」
『ヴオ――――ッ!!』
その時、屋根にいたウスとウスに乗ったさる1が一緒にさる2に向かってドスンと落ちました。
ですが、ぺらぺらになりながらも、さる2はまだ生きていました。
『く、くぅ…。こ、この程度で、この僕がやられると思ったら…。』
力を振り絞り、さる2が立ち上がろうとした時、そのさる2の前にみんなが揃いました。
「もちろん、手加減してますからやられてもらっては困ります。」
「そうだよ。これまではほんの序章だよ。」
「その通り。これからが本番。聖上を傷付けた報い、受けてもらう!」
「おとーさんをいじめるな!」
『ヴ…ヴルルル…。』
『キュィ――!』
「さて、これから貴方に起こる出来事…判ってますわね?」
『ヒ、ヒイィィ――――!!た、助けて!!マーマ、マーマァ――――!!!!』
大惨劇
さるかに合戦られるもの-8-
こうして、子がに達と仲間達は親がにを傷付けた○○ガイを成敗し、
子がに達と仲間達は、親がにと子がに2の待つ家に帰りました。
「ただいま、ハクオロさん、ユズハ…ちゃ…ん…。」
家の戸を開け、ただいまを言った子がに1が戸口で固まりました。
何事かと思い、子がに4も子がに1の視線を辿って中を見ます。
そこには、眠っている親がにと、
一緒の布団に入って寄り添って寝ている子がに2の姿がありました。
「な、な、な、な……ハ、ハクオロさん!!!」
固まっていたのもつかの間、すぐに意識を取り戻した子がに1は
親がにが寝ている所にずんずん近付いて行き、布団を剥がします。
「!!!!!!!」
その途端、再び硬直しました。
なぜなら、一緒に寄り添って寝ていた子がに2は、裸だったからです。
「ハクオロさん、起きてください!!!」
平手の往復まで入って親がには起こされました。
『な、何だ?一体どうし…とわぁ!?』
親がにもすぐに、寄り添って裸で寝ている子がに2に気が付きました。
「何でこうなっているんですか?し、しかも、配役では実の子供と!!」
『ま、待ってくれ、エルルゥ!わ、私にも何がなんだか…。』
白熱してきた言い合いをよそに、目を覚ました子がに2に、子がに3とハチが尋ねます。
「ねえ、ユズっち。聞いてもいいかな?」
「アルルゥもユズっちに聞く。」
「はい…。何ですか、カミュちゃん、アルちゃん?」
「どうしておと〜さんと裸で寝てたの?」
「カミュもアルちゃんの質問と同じ。」
「それは…カルラさまから、
『寒い時はお互いに裸になって一緒のお布団で寄り添って暖め合って寝るのがいい』
と、聞いたから…。」
「ユズっち…それって、雪山で遭難した時だよ…。」
と、いうわけで今日はここまで。
続きは次回の講釈で〜。
♪おれは自由に〜生きるそんご〜くうだよ 気楽なもんだよ〜…♪
あとがきの類似品
夢幻夢想こと、むぅちんとげんちゃんです。
(幻夢です。)
実は今回は材料(キャスティング)を『うたわれるもの FAN掲示板』の皆さんから頂いた、
皆さんと一緒に作った作品なのです。
(どんな料理に仕上がったかは、料理人の腕次第だがな。)
美味しく頂いてもらえたなら幸いです。
(この上なく不味かったかもな…。)
次回は『花咲かじいさん』になると思うのですが…。
(何時になるかは判りません。)
腰の状態がまだ良くないので、半月後くらいになりそうです。
(もっと遅れるかもしれないので、その時はご容赦下さい。)
では、この辺で。夢幻夢想こと、むぅちんとげんちゃんでした。
(この辺で。幻夢でした。)
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