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夢幻夢想こと、むぅちんとげんちゃんです。
(幻夢です。)
第3頚椎と桃の花によるイデオロギー異聞的な人気の(訳判らんが、不人気の間違いだろう…)
「パロられるもの」の第17段です。
今回の講釈は「日本昔話」からで、「花咲かじいさん」のパロディ、
「花咲かじいさんられるもの」をお届けします。
では、どうぞ。
パロられるもの18 花咲かじいさんられるもの
花咲かじいさんられるもの
配役
正直じいさん … ハクオロ
ポチ … ミコト
意地悪じいさん … ハウエンクア
お殿様 … ウルトリィ
エキストラ … その他の方々
ナレーション … サクヤ
花咲かじいさんられるもの-1-
むかし、あるところに、角のついた白い仮面を着け、
どこか人を惹きつけて止まない、優しいおじいさんが住んでいました。
おじいさんは、
緑がかった毛をしたポチという犬(の着ぐるみ着用の少女)と一緒に暮らしていました。
おじいさんが畑に出て、チッ素やリン、カリウムなどを撒き、畑を耕している時も、
犬(の着ぐるみ着用)のポチはおじいさんと一緒でした。
「なあ。私なんかと一緒に居ても、つまらないんじゃないか?
私は畑を耕しているだけで、ろくに話も出来ないし。」
「そんなコトないでス。とっても楽しいですヨ。それニ…。」
「それに?」
「それニ……。な、何でもないでス。」
「? 何だ? 途中で言うのを止められると、気になるじゃないか。」
「で、でモ…。何だか、とっても恥ずかしくて…顔が熱くなるでス。」
「そ、そうか…。」
「何だか、見ている余の方が恥ずかしくなってくるではないか。そうであろ、サクヤ。」
そ、そうですね、クーヤ様。
でも、何だかほのぼのしていて、あたしはいいなぁ、と思いますよ。
そんなある日、ポチが裏の畑でおじいさんを呼ぶ声が聞こえます。
おじいさんが行ってみると、ポチは言いました。
「ここを掘るでス。ここほれワンワンでス。」
「ここか?何があるのだろう?」
おじいさんがクワで掘ってみると、何と、MS-06FやMS-06SがZAKUZAKUと…。
「って、ちょっと待て――――いッ!!!!」
「あ、あの…わたし、何カ…。」
「い、いや、ミコトは悪くない。だが、この出土品はあまりにもヤバイだろうが!!!!
今は火が入ってないようだが、これは核で動く機体だし、それに正しくはZAKUUだぞ!!」
「デスが、2つ続けて言うわけでスかラ、いいのでハ?」
「いや、そういうことではなくて。
って、話が違う方向に行きそうだからこの話題は置いといて…。
ん…?! よ、良かった…。アベル・カムルも一緒に埋まっていた…。」
おじいさんがよくよく調べてみると、何とか表立って出せそうな機体を見つけました。
「これを売れば、大判小判になりそうだ…。
良かった…。一発ネタで終わるのかと思った…。」
おじいさんは様々な冷や汗を流しながらも、ほっとするのでした。
早速おじいさんは都に行くと、畑から発掘したアベル・カムルを、
商品名『アヴ・カムゥ』として売り、大判小判を手に入れたのでした。
そのお金でおじいさんは、丸い輪型をした腕輪のようなものがついた首飾りを買い、
それを御守りのようにポチの首にかけてあげるのでした。
花咲か爺さんの唄
@○♪ う〜らの畑でポチが鳴く〜、正直爺さん掘ったれば〜、
お〜おば〜ん(大判) こ〜ば〜ん(小判)が ザ〜クザ〜クザックザク♪
花咲かじいさんられるもの-2-
おじいさんの隣に、うさぎの耳をした意地悪なおじいさんが住んでいました。
そのおじいさんは耳に山ほどピアスを着け、人の神経を逆撫でする声で喋る○○ガイでした。
隣のおじいさんが、お金持ちになったので、うらやましくてたまりません。
「僕にも、ポチを貸しておくれよぉ〜。」
隣の意地悪じいさんは、神経を逆撫でする声で、正直じいさんに頼みました。
「断わる。」
某宇宙刑事のスーツの装着にも匹敵する早さで、正直じいさんは即答しました。
「そうかい。じゃあ、また来るよ。」
意外にも意地悪じいさんはあっさりと帰って行きました。
「何かたくらんでいそうだな…。」
正直じいさんがそう呟いた時のことです。
ドガーンッ
「うわぁッ!!」
突然家の壁が外から大きく切られ、その破片が家の中に崩れてきたのです。
しかも、運の悪いことに正直じいさんは崩れた壁の下敷きになってしまいました。
『さあ、改めてお願いしに来たよぉ〜。ポチを僕に貸してくれないかい〜?』
壁を破壊したのは、爪を装備した赤いアヴ・カムゥに乗った意地悪じいさんでした。
「くっ、くそ…。油断した…。」
「しっかりしテ!!」
壁の下敷きになり、脳震盪を起こした正直じいさんをポチは助けようとします。
ですが、正直じいさんに手が届こうかという時、ポチは赤いアヴ・カムゥに掴まれました。
「あァッ…!!」
『それじゃあ、ポチは連れて行くよぉ〜。ヒャハハハハハッ!!!』
「か、帰して、帰して!!」
「くそ…!! か、身体の自由が…。ミ、ミコトォォォォォォォォッ!!!」
意地悪じいさんは、ポチを連れて帰るとポチに言いました。
『さあ。僕にもいいものを見つけておくれ。見つけないとただじゃおかないよぉ〜。』
でも、ポチは黙っていました。
『早く見つけなよぉ〜。見つけないとこうしてやるよぉ〜。』
意地悪じいさんは、爪を外した手でポチを叩きました。
「あうッ…!!」
ポチは、痛がって畑に逃げて、ワンワンなきました。
『そうかい〜、ここにお宝があるんだねぇ〜。』
意地悪じいさんが、ポチのないていた場所を掘ると、
割れた瓦や茶碗の欠片、貝殻がたくさん出てきました。
『お前…面白いよ…。少しだけ遊んでやるよぉッ!!』
それで、意地悪じいさんは、爪を装備し、怒ってポチを切り刻んでしまいました。
花咲か爺さんの唄
@●♪ 意地悪爺さんポチ借りてー、うーらの畑を掘ったればー、
かーわら(瓦)や かーいーがーら(貝殻)ガーラガーラガッラガラ♪
花咲かじいさんられるもの-3-
正直じいさんはポチのことが心配で、
痛む身体に鞭打って意地悪じいさんの家にポチを帰してもらいに行きました。
ですが、家から出た途端、正直じいさんは立ちすくんでしまいました。
なぜなら、家の前には変わり果てたポチの姿があったからです。
「ミ、ミコ…ト…。」
正直じいさんがポチの身体を抱き抱えた時です。
ポチの目が薄く開き、血だらけの手を弱々しく上げ、正直じいさんの頬に触りました。
「ミ、ミコト!!」
正直じいさんの呼びかける声に、
ポチは嬉しそうな表情を見せると、それきり動かなくなってしました。
正直じいさんは、死んだポチを買ってあげた首飾りごと裏の畑に埋めてあげました。
すると、ポチのお墓から木が生えてきて、見る間に大きくなりました。
それを見た隣の意地悪じいさんは、誰もいない時にその木まで行きました。
『この木が邪魔をして、僕の家に日が当たらないんだよねぇ〜。こうしてやるよぉッ!!』
赤いアヴ・カムゥに装着した凶悪な爪で、意地悪じいさんは木を切り倒してしまいました。
正直じいさんは、倒された木からウスを作りました。
そして、そのウスでおもちをつくと、おもちから、大判小判がザックザックと出てきました。
花咲か爺さんの唄
A○♪ 正直爺さんウス彫って〜、そ〜れでモ〜チをついたれば〜、
ま〜たぞろ 小判が ザ〜クザ〜クザックザク♪
隣の意地悪じいさんはそれを見て、正直じいさんが寝る頃になると、
またそのウスを(黙って)借りてきました。
けれど、そのウスでもちをつくと、また瓦や茶碗の欠片、貝殻ばかり出てきました。
『面白いじゃないか。あくまでこの僕に逆らおうって言うんだねぇ〜。』
意地悪じいさんは怒って、ウスを割って燃やしてしまいました。
花咲か爺さんの唄
A●♪ 意地悪爺さんウス借りてー、そーれでモーチをついたればー、
まーたぞろ 貝殻 ガーラガーラガッラガラ♪
花咲かじいさんられるもの-4-
翌朝、正直じいさんがウスを見てみると、
ウスがあった場所には代わりに山のような灰がありました。
いいかげん意地悪じいさんに殺意を覚えてもいいのですが、
役を遂行するために、正直じいさんは、
(ミコトに対するこれまでの暴挙、もはや死すら生温いッ!!
○○ガイを大いなる父(オンヴィタイカヤン)にしてやろうか、
いやいや、ウィツァルネミテアになって死なない程度にいたぶってやって、
ミコトに対する謝罪として土下座をさせて泣き叫んで命乞いをしてもらってからだな。)
などというドス黒い波動を爆発させること無く、驚異的な精神力で腹にためていました。
「余は、是非とも爆発させた方が良いと思うが。」
あたしも、我慢のし過ぎは良くないと思いますよ。
正直じいさんはこのウスの灰をポチの埋めた場所、切り株の根元に撒こうと思い、
灰を持って外に出ました。その時、風が吹きました。
正直じいさんの持っていた灰が少し風に持って行かれ、
その灰は枯れていたサクラの木にかかりました。
すると、どうでしょう。
枯れていたサクラの木にサクラの花が咲いたではありませんか。
しばらくして、お殿様が通りかかりました。
そのお殿様は、流れる蜂蜜のような金色の髪をし、白い羽を持った美しい女性でした。
文法が間違っていますが、気にしないで下さい。
やがて、お殿様の妹である銀色の髪をし、黒い羽を持った少女がサクラの木に気付きます。
「あれ?ねえ、お姉様。あそこに桜の花が咲いてるよ!」
「え? この季節にですか?」
お殿様も妹の指差す方向にあるサクラの木に気付くと、驚き、微笑みます。
「まあ…。」
「ねえねえ!そこのおじ様!!どうしてその桜の木だけ花が咲いてるの?」
「うん?これか?実は、この灰がかかったら、咲いたんだ…。そうだ!!」
正直じいさんは、他の枯れたサクラの木にのぼると、ウスの灰を撒きながら言いました。
「枯れ木に花を咲かせましょう。枯れ木に花を咲かせましょう。」
すると、それまで枯れていた他のサクラの木にも、花がいっせいに咲きました。
「きれい…。」
「うわあ!!おじ様、スゴイ、スゴーイ!!」
お殿様も、その妹君も喜んで、正直じいさんにたくさんのご褒美をくれました。
花咲か爺さんの唄
B○♪ 正直爺さん灰まけば〜、は〜な(花)は咲いた〜枯れ枝に〜、
ほ〜うび(褒美)はた〜く〜さ〜ん お〜蔵〜にいっぱい♪
花咲かじいさんられるもの-5-
それを見た意地悪じいさんは残った灰を持って木の側に寄り、
お殿様が寄りかかった時に、灰を撒きながら言いました。
『花よ咲け、咲け、咲かないと怒るぞぉ〜。』
でも、花は1つも咲きません。
そして、灰はお殿様やその妹君の目に入ってしまいました。
ですが、意地悪じいさんはそんなことには目もくれず、ひたすらに灰を撒いています。
『咲け、咲くんだよォォォォッ!!!!』
そんな意地悪じいさんに、お殿様は寛大なる処置を施すことにしました。
「私(わたくし)の御役目は、世の均衡を保ち、
ひいては民を厄から護るという大切な御役目。この者を放っておくことはできませんね。」
お殿様は、光の術法を手に溜めながら笑顔で言います。
静かではありましたが、決して聞き逃すことなどできない迫力が込められたその言葉に、
意地悪じいさんも我を取り戻し、今の状況に気付きました。
「お父様とお姉様の望みは…わたしの望み…。だから…。アマテラス強制介入、照射準備。
この○○ガイを殺してあげる。さよなら。」
妹君は青玉(ワゥ・カゥン)のように藍色だった瞳を、
紅玉(ティ・カゥン)のように爛々と輝かせながら意地悪じいさんに対峙します。
『ヒ、ヒイィィィィィィィッ!!!!!』
惨劇
ですが、流石に現在のキング・オブ・やられキャラである意地悪じいさんを
完全に殺すことはこの2人でも無理でした。
仕方なく、お殿様は意地悪じいさんを捕まえて牢屋に入れてしまいました。
花咲か爺さんの唄
B●♪ 意地悪爺さん灰まけばー、殿様の目にそれが入りー、
とーうとう ろーうーやー(牢屋)に つーながーれまっした♪
花咲かじいさんられるもの-6-
意地悪じいさんが引っ立てられていくのを見た後、
正直じいさんはウスの灰をポチの埋めた辺り、今は切り株になっている辺りに撒きました。
すると、切り株の側から新しい木が生えてきて、見る見るうちに大きくなりました。
それはサクラの木でした。それも、さくらんぼがなる木でした。
一輪だけ花が咲き、あっという間にさくらんぼになりました。
それは2なりのさくらんぼでした。
更にさくらんぼはどんどん大きくなり、よく熟した巨大なさくらんぼになりました。
正直じいさんがそれを慎重にもぎ取って家に持って帰ると、
さくらんぼは自然に割け、中が見えるほどに広がりました。
さくらんぼの中には、首飾りの先についていたはずの丸い輪型を髪飾りにした、
フサフサしていい匂いのする黒い毛の犬(の着ぐるみを着用した少女)と、
少しくせっ毛の黒い毛の犬(の着ぐるみを着用した女の子)がいました。
「ミコト…。」
丸い輪型を髪飾りにした方の犬(の着ぐるみ着用した少女)を見て、
正直じいさんは思わずそう呟きました。
その声に反応し、さくらんぼから出てきた姉妹の犬(の着ぐるみ着用)はともに目を開け、
正直じいさんに話し掛けました。
「ハクオロさん…。」
「おと〜さん…。」
正直じいさんはその姉妹を抱きしめ、目に熱いものを感じながら言うのでした。
「お帰り…。」
花咲かじいさんられるもの-7-
さて、牢屋に入れられた意地悪じいさんですが、
ボロ雑巾のようになりながらも、まだしっかりと生きていました。
『この僕の美しいアヴ・カムゥを傷物にするなんて…。ここから出たら…。』
「ここから出たら…何だ?」
意地悪じいさんが声のした方を見ると、
角のついた仮面を着けた人物と、黒髪の2人の姉妹の姿がありました。
その更に後ろには、弐刀を持った影と、それに従う双子の影が控えていました。
『ヒッ――――!!な、何でここに…??』
「大団円となるためには、やはり憂いを絶っておく必要があるからな。
第一、私のこの溜まりに溜まった殺意を開放したいしな…。
幸いにして、他にもお前に殺意を持つ者達がここに揃っていることだし。」
「そうですね…。ミコトさんは反撃できないからって、よくも散々やってくれましたね…。」
「ムックル!!ガチャタラ!!」
『ヴルルル…。』
『キュ〜!』
角のついた仮面を着けた人物と、黒髪の2人の姉妹が戦闘体制に入ると、
後ろに控えていた弐刀を持った影と、それに従う双子の影も戦闘体制に入ります。
「お前のせいだ…今回なんか、俺はチョイでも出られなかったんだぞ…。
おまけに、いけしゃあしゃあと
『現在のキング・オブ・やられキャラ』
と、のたまいやがったな…。それは、俺に対する挑戦だな…。」
「「僕達も若様の言う通りだと思います!!」」
「…と、いうことだ。大人しく自分の運命を受け入れることだな。」
『ぼ、僕が何をしたっていうんだよぉ!!
やられキャラっていうのは僕が言ったんじゃないだろぉ!?
それに、僕がやったことといったら、ただ、犬コロを壊しちゃっただけじゃないかぁ!!』
「…ほう…そうか…。では、判決してやろう…。」
何かを押し殺すように低い声で言った後、その人物の姿は異形の姿に変わりました。
『貴様ノソノ罪・・・死スラ生温イッ!!!!!』
『た、助けてッ!!マーマァ、マーマァ――――――――ッ!!!!!!!』
惨劇2
と、いうわけで今日はここまで。
続きは次回の講釈で〜。
♪おれは自由に〜生きるそんご〜くうだよ 気楽なもんだよ〜…♪
あとがきの類似品
夢幻夢想こと、むぅちんとげんちゃんです。
(幻夢です。)
不調ですね。
(色々な意味でとことん不調だな。)
こんなお話、発表して良かったんでしょうか…。
(感想が怖いな…。)
ところで今回の話ですが、完全に原作に忠実には書いてません。
(ポチが拾われるところを省いています。)
実は、ポチは川から流れてきた大きな桃だったのです。
(いえ、本当なんです。)
大きな桃かと思って拾ってよく見てみると、
それは犬が丸まっていたから大きな桃のように見えたのです。
(当初、ミズシマさんからの手紙つきでやろうかと思っていたのですが…。)
容量の都合上、そのエピソードはやめることにしたのです。
(他にも、犬の由来についてはいろいろあります。)
・淵などに花や薪を投げ入れたお礼に竜宮に招かれ、土産にもらう。(竜宮童子)
・川上から流れ来る木の株や箱の中に小さな犬。
または桃や瓢箪を拾って箱に入れておくと小犬に変わる。
食べるだけ成長して短期間に大きくなる(異常な成長)。(桃太郎・瓜子姫)
・犬を水に沈めて遊んでいる子供がいる。その子供から犬を救って貰い受ける。
・その他。元々飼っていたとして来歴を語らぬもの、犬が自ら来るなど。
このようにいろいろあるのです。
(そのような理由もあって、省かせていただきました。)
と、いうわけで、いつものごとくいつものように次回の予定は未定です。
(やれやれ…。)
では、この辺で。夢幻夢想こと、むぅちんとげんちゃんでした。
(この辺で。幻夢でした。)
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